
新宿武蔵野館は、JR新宿駅から徒歩2、3分と大変便利なところに位置しています。映画館自体はミニシアターっぽく、こぢんまりしていますが、マニアが大喜びするような映画を随時公開しており、私のようなオタク系の人間にはたまらない映画館です。つい最近でも、新宿武蔵野館で香港アクション映画スタントマンのドキュメンタリー「カンフースタントマン」、セリフの一切無いストップモーションアニメ「マッドゴッド」を観ました。新宿武蔵野館へは通算50回ほど足を運んでいます。それくらい大好きな心安らぐ映画館なんです! いま新宿武蔵野館で何観ようか、と迷った方にオススメなのが、現在大ヒット上映中の「戦場のメリークリスマス4K修復版」です。「戦場のメリークリスマス」は、いまから40年前に製作された映画ですが、元YMOの坂本龍一さん、お笑いのビートたけしさんの若々しく立派な演技に大きく感銘を受けることでしょう。いまは亡き英国人歌手デビッド・ボウイさんの演技にも注目ですよ! あと10年ほど前にさかのぼりますが、あの伝説的カンフーアクションスター、ブルース・リーのドキュメンタリー「アイ・アム・ブルース・リー」が上映されたのも、ここ新宿武蔵野館でした。個人的に大のブルース・リーファンなので、「アイ・アム・ブルース・リー」観たさに3回も足を運んでしまいました。 あるテーマに絞って特集上映を実施するのも新宿武蔵野館の特長です。例えば、現在では、前世紀後期に公開された記憶に残る名作、傑作を1カ月ごとに入れ替わり上映していく「12カ月のシネマリレー」を行っています。 新宿武蔵野館で何を観ようか迷ったときは、館内ロビーに公開中、公開予定の映画がモニターで紹介されるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。 このように、新宿武蔵野館は、他の映画館とは一味違ったユニークな展開をしており、私を含めて根強いファンはたくさんいることでしょう。これからも、もっとワクワクドキドキするような上映を期待しています。