映画用語辞典
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インターミッション
いんたーみっしょん上映の途中で入れる休憩のこと。上映時間が長い場合、または、前編・後編と区切るために5〜10分程度、休憩を設ける。映画館側の意図ではなく、製作側が休憩を入れるタイミングを決めて、編集を行なっている。3時間を超える作品に見られ、近年ではほとんどないが、マサラ・ムービー(インド映画)では、現在でもインターミッションを入れる作品が多い。また、インターミッションの間に映写機のリール交換が行なわれていたが、のちに2台の映写機を用意することにより交互に使うことでリール交換が不要になったこと、さらにフィルムを使わないデジタルでの上映になったため、インターミッションを入れない上映が主となった。グッズやドリンクを売るためにインターミッションを入れる場合もある。インターミッションを入れた作品として『風と共に去りぬ』(1939年・昭和14年)、『戦争と平和』(1956年・昭和31年)、日本では『七人の侍』(1954年・昭和29年)などがある。
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