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オタク文化の象徴となったアニメ映画



深夜枠のテレビ番組で、各局がこぞって放映しているアニメ。オタク文化が根付いてからアニメは大人の娯楽として定着し、スクリーンにも進出しています。ここでは、そんな近年のアニメ映画事情を紹介していきます。

エヴァのヒットでテレビ~映画の流れが本格化

現在、テレビ番組で人気を博したアニメが劇場版として続々と公開されています。この流れは、やはり「エヴァンゲリオン」シリーズの大ヒットと、オタク文化の定着を抜きにしては語れません。大人が楽しめるアニメ作品が、スクリーンを席巻、そして戦国時代に突入しているといっても過言ではないでしょう。

その流れを牽引するのが、2011年にテレビ放送され、アニメファンだけではなく広く人気を博した「TIGER&BUNNY」です。超人的な力を持つヒーロー物語ですが、登場人物たちの人間臭い一面が織り成すドラマは幅広く支持を得ました。この通称"タイバニ"は、2012年に2部作として劇場公開されました。登場人物が着るパワードスーツに、広告として企業のロゴがあしらわれていることも、新時代のアニメの到来を予感させる画期的なアイデアとなっています。

良質のアニメを放ち続ける細田守監督にも注目

そんな"タイバニ"と同年の2011年にテレビ放送され、おなじく社会現象にまでなったアニメが「魔法少女まどか☆マギカ」です。キュートな魔法少女たちの活躍と葛藤を描く今作は、劇場版が2012年に公開。これは、テレビシリーズの総集編にもかかわらず、連日大盛況になりました。というのも、新カットや取り直したアフレコの導入、各キャラの変身シーンのバージョンアップなど、マニア心をくすぐる仕掛けが施されていたことが功を奏しました。また、本編終了以後には、2013年公開の完全オリジナルストーリーである劇場版予告が流れるなど、観客の興味をかきたてる仕組みもありました。

そういった流れとは反し、「時をかける少女」(2006年)、「サマーウォーズ」(2009年)で時の人となり、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)もヒットした細田守監督によるアニメ作品も注目が集まっています。自らがスタジオ「スタジオ地図」を立ち上げ挑んだ「おおかみこどもの雨と雪」では、"おおかみおとこ"と恋に落ちてやがて出産、子育てを経験していく1人の女性の目線を通して、家族の素晴らしさを描いていきます。ビジュアルの素晴らしさは、海外でも高い評価を得ています。

こうした、深い世界観による大人向けアニメの台頭で、従来は"子供とファミリー層のもの"であったアニメ映画がすっかりエンターテインメントとして定着しました。さらに、佳作を量産し続けることで、"クール・ジャパン"の筆頭として更なる影響を海外に与えるだけではなく、普段は劇場になかなか足を運ばない層にもアプローチすることに成功しています。日本が誇る文化として、さらなるヒット作の出現に期待が高まります。