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日本人の映画女優



日本映画の歴史に華を添える銀幕の女王たち。時に艶やかに、時に癒しを与える彼女たちの奮闘が、戦後をはじめ、日本を明るくしてきたのは間違いありません。ここでは日本を代表する銀幕女優を年代別に紹介していきます。

日本映画黎明期を支えた二人の大女優

日本映画黎明期を支えた二人の大女優

まず、日本映画の黎明期から業界を支えてきた2人の女優を紹介します。まずは田中絹代。木下恵介監督や溝口健二監督、小津安二郎監督との作品で知られる、昭和を代表するスター女優です。代表作をいくつかピックアップすると、ベネチア国際映画祭でも絶賛された「西鶴一代女」(1952年)、同じく海外からの評価も高い「雨月物語」(1953年)、「楢山節考」(1958年)などがあります。また、坂根田鶴子に続く日本で2人目の女性映画監督としても知られます。

そしてもう1人が、原節子です。"永遠の処女"と称され、数々の傑作に出演、日本映画の黄金時代をみごとに築きました。代表作は黒澤明監督の「わが青春に悔なし」(1946年)、「青い山脈」(1949年)、小津安二郎監督の「東京物語」ほかです。

また、"歌う映画女優"の草分け的存在として有名なのが高峰三枝子。主演映画の主題歌が大ヒットしたことで、この異名がつけられました。1930年代から女優として活動しますが、賞レースに絡む活躍を見せたのは「犬神家の一族」(1976年)と、その意味では遅咲きの女優であったとも言えます。

その個性と実力が海を越えて評価されている女優も!

その個性と実力が海を越えて評価されている女優も!

逝去した後も、輝きが衰えるどころか、再評価されているのが夏目雅子です。彼女を"銀幕女優"へと押し上げたのが、1982年の五社英雄監督作「鬼龍院花子の生涯」です。夏目が劇中で放った「なめたらいかんぜよ!」のセリフが大流行。また、惜しげもなく裸体をさらしたことも大きな話題となりました。夏目は今作でブルーリボン賞主演女優賞を獲得しています。

再評価といえば、クエンティン・タランティーノ監督が大ファンと公言し、「キル・ビル」シリーズで挿入歌に使用するなどしたことで映画ファンの間で話題となったのが梶芽衣子です。「野良猫ロック」シリーズ、「女囚さそり」シリーズ、「修羅雪姫」シリーズなど、数々の人気シリーズに主演し、女の強さや情念を演じつづけました。

また、サブカル好きの間で、いまでも伝説の映画と語り継がれ、度々アート系シアターで再上映され続けているのが「月曜日のユカ」(1964年)です。主演を務めたのは加賀まりこ。その小悪魔的な魅力は"和製ブリジット・バルドー"とも呼ばれていました。近年では、もっとも映画女優としての印象が強いのが菊地凛子ではないでしょうか。ハリウッド大作「バベル」(2006年)で演じた聾唖の少女役が絶賛され、米映画批評会議賞新人女優賞を獲得。SF巨編「パシフィック・リム」(2013年)でも海外で勝負し、個性を発揮しています。彼女を筆頭に、これからも海外にまで日本人女優の輝きが届くよう、期待しましょう。