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フランス人映画監督



芸術の都として知られるフランスもまた、映画を語る上で外してはならない国です。アート性に富んだ良作を多く発表し、日本でもサブカルチャーとしてはもちろん、コアな映画ファンの間で人気を博しています。そのお洒落な世界観を築き上げた鬼才たち…いったい、どのような人物がいるのでしょうか?

映画文化の発祥の地として知られるフランス

映画文化の発祥の地として知られるフランス

映画といえばハリウッドというのが、もはや一般的ですが、実は映画が開発された国はフランスなのです。ゆえに、創世記から映画メディアにおいて、フランス人の優秀なクリエイターは数多く存在しました。中でも有名なのは、いわゆる"特撮"の創始者として知られるジョルジュ・メリエスです。1902年の「月世界旅行」は、SF映画の元祖とも呼ばれその手法は大きな影響を与えました。1930年代に入ると、劇作家としても手腕を発揮したサシャ・ギトリが頭角を現わします。30作品を超える映画を手がけ、一躍時の人となりました。また1946年には国を挙げて映画をサポートする目的で、カンヌ国際映画祭がスタート。若い映像作家たちの動きも活性化していき、後にヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれるムーブメントが発生します。このヌーヴェル・ヴァーグの代表的監督が、「勝手にしやがれ」(1960年)のジャン=リュック・ゴダール、「大人は判ってくれない」(1959年)のフランソワ・トリュフォー、「いとこ同士」(1959年)のクロード・シャブロルらです。他にもベネチア国際映画祭最高賞受賞作品「去年マリエンバートで」(1961年)のアラン・レネ、「冒険者たち」(1967年)のロベール・アンリコらも含めたヌーヴェル・ヴァーグという一大勢力は、日本でもアート系のミニシアターなどで特集上映されており、若きファンをも生み出し続けています。

80年代のブームで日本でもおなじみの監督がそろう

80年代のブームで日本でもおなじみの監督がそろう

こういったアート系、いわゆるお洒落な感覚で楽しめるフランス映画は、1980年代~90年代に入っても、続々と日本でも紹介されていきます。特に80年代は佳作が多く、ジャン=ジャック・ベネックスの「ディーバ」(1981年)、そして「ベティ・ブルー」(1986年)でブームに拍車がかかります。その中でも、最も日本人になじみのある監督がリュック・ベッソンでしょう。「グラン・ブルー」(1988年)、「ニキータ」(1990年)のヒットで頭角を現わし、アメリカとの合作で作った「レオン」(1994年)で人気を不動のものとします。このブームに乗り、「ポンヌフの恋人」(1991年)のレオス・カラックス、「デリカテッセン」(1991年)、「ロスト・チルドレン」(1995年)で高い評価を得たジャン・ピエール・ジュネらも紹介されます。彼はフランスでの成功を機に、ハリウッドで「エイリアン4」(1997年)を監督し、ベッソンと共にフランスを代表する監督となっています。しかし、ジュネに関しては、2001年の大ヒット作「アメリ」の監督と言ったほうが、ピンと来る方は多いかもしれません。2000年代に入り、ベッソンは相変らずアクション娯楽大作を発表し続け、「クリムゾン・リバー」(2000年)のマチュー・カソヴィッツら若き才能も輩出しています。"映画大国"としてハリウッドとはまたひと味違った傑作を量産してくれることを映画ファンは願っています。