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映画館が印象的に登場する映画
日本映画編



ここでは、日本映画の中で映画館が印象的に登場する映画をご紹介します。

劇中に登場した映画館が人気観光スポットに!

劇中に登場した映画館が人気観光スポットに!

映画館が印象的に登場する映画は、もちろん日本映画でも多数あります。

まずは日本映画界を代表する監督、山田洋二による「虹をつかむ男」。渥美清の急逝に伴って継続が終了となった同監督作の「男はつらいよ」シリーズに代わり、正月公開となった人情喜劇です。映画を愛してやまない映画館主をめぐる人間模様を、 数々の名画の断片を交えて描いていきます。物語は就職試験に失敗した青年が柴又から徳島へ旅に出るところから始まります。そこで古ぼけた映画館・オデオン座で働くことになった彼が経営者の男や町の住民らとの交流を重ねて、成長を遂げていきます。経営者の活男役には西田敏行、旅をする青年・亮に吉岡秀隆という"山田組"の常連が扮し、CG合成で登場する寅さんへのオマージュも全編に散りばめられた娯楽作に仕上がっています。また、舞台となったオデオン座も取り壊される予定だったものの、この映画で一躍注目を集め、後に町指定文化財として修復され広く映画ファンに公開されることになりました。

そして、映画館を事務所として使用している男が「私立探偵 濱マイク」シリーズの主人公・濱マイクです。横浜の黄金町に実在した映画館・横浜日劇の2階を根城に、数々の事件を挑んでいく探偵の活躍をハードボイルドにつづるドラマで、主演の永瀬正敏のクールさも話題となりました。残念なことに横浜日劇は2005年に閉館し、2007年には取り壊されましたが、その存在感と雄姿は、劇中で存分に楽しむことができます。

また、昭和30年代、映画の上映時間の間に芸を披露した"幕間芸人"にスポットを当てた人間ドラマが2005年の「カーテンコール」です。ある女性編集者が、読者からの手紙をもとに下関で活躍していた幕間芸人探しを始めます。その取材を通じて、自身の親子関係までも見つめ直していくという壮大なストーリー。ロケが行われたのは福岡県の成人映画館・前田有楽映画劇場。現在も残るその佇まいは、古き良き昭和の雰囲気を漂わせます。なんと、この映画館は「ALWAYS 三丁目の夕日」でもロケ地として使用され、劇中でも登場しています。

作品の中で生き続ける古き良き昭和の映画館

作品の中で生き続ける古き良き昭和の映画館

ちなみに人気脚本家、宮藤官九郎が手がけたテレビドラマである「木更津キャッツアイ」シリーズでも映画館が効果的に使われています。岡田准一らキャッツのメンバーが哀川翔主演の幻の映画「ヤクザ球団」を鑑賞していた映画館は、千葉県に実在した木更津東映。残念ながら2009年に閉館しましたが、放送当時は日本中から多くのファンが訪れました。

「私立探偵 濱マイク」シリーズの横浜日劇や、「木更津キャッツアイ」の木更津東映など、

今は存在しなくとも劇中で生き続ける昭和のレトロな映画館。そんな"映画遺産"を巡る日本映画の鑑賞も興味深い楽しみ方の1つです。