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映画が上映されるまで「企画から撮影」



映画1本が完成するまでに、いったいどれぐらいの作業や期間が必要なのでしょうか。出演者のインタビューやコメントを読むと「そんなにかかっているの!?」と驚くこともしばしばです。では、映画ははたしてどのように出来上がっているのか。まずは撮影が行なわれるまでの道のりをたどっていきます。

映画の「企画」がまず立ち上がる

まずは映画の企画が立ち上がらないと映画製作は始まりません。映画の内容、テーマやアイディア、公開規模や予算などを含めた企画書がまずは作られます。

この企画を最初に立案するのはプロデューサーだったり、監督自らだったり、もしくはその両方という場合もあります。しかし、企画が立ち上がってからまず映画の撮影に入るまで、さまざまな「やるべきこと」が存在します。主に下記のような作業をすすめ、企画の詳細を決めていきます。

例えば「この原作を映画化したい」というものがあれば、その原作の許諾をとり、脚本化をすすめるという作業となります。しかし、「この俳優を主演に映画を撮りたい」「この場所を舞台にした映画を製作したい」など、映画の企画が立ち上がるきっかけはさまざま。こういった場合は脚本家を探したり、場所にふさわしい原作を探したり、シナリオやストーリーを自分たちで考えたり、という作業が必要となります。

企画段階で行うこと

  • プロット(構成)作成
  • 脚本(準備稿)づくり
  • シナリオハンティング
  • 絵コンテづくり

企画が固まったら「プリプロダクション(準備)」がスタート

企画が決まれば、今度は撮影に入るまでの具体的な準備に入っていきます。これらの作業は非常に多岐にわたっているので、映像に関することは専門の「制作会社」に任せることも多々あります。ちなみに「製作」と「制作」の違いですが、企画立案や製作費集め、配給、興行などにまつわる作業、いわゆるプロデュース的な作業を「製作」、ロケハンやキャストのスケジューリングなど撮影準備にまつわる実作業を「制作」ということが多いようです。

スタッフや出演者が決まり、契約が行なわれれば、今度はどんな場面でどんなシーンを撮るのか、衣装や美術はどうするのか、スケジュールはどうするのか…という本格的な撮影へ向けての準備に入っていきます。

また、プロデューサー側はこの期間に宣伝戦略をどうするか、予算をどう調達するか、

興行をどうするかという全般的なことを進めていきます。撮影の内容、キャスティングなどさまざまな要素によって予算は変わってくるので、この段階では脚本、美術や撮影プランなども含め具体的な撮影計画を準備していきます。また、宣伝スチールもこの段階で撮影することが多いようです。

この段階で行うこと

  • 脚本(決定稿)準備
  • メインキャスト・スタッフの編成、契約交渉
  • キャスト決定
  • スケジュール作成
  • ロケーションハンティング(ロケハン)
  • 美術・衣装・デザイン打ち合わせ
  • 予算会議
  • 本読み・リハーサル
  • オールスタッフ打ち合わせ
  • 機材など撮影準備
  • 宣伝スチール撮影

いよいよクランクイン

準備が整えば映画の撮影が始まります。しかし、脚本が決定したからといって撮影がスムーズに進むとは限りません。例えば天候不順や天災によってスケジュール変更を余儀なくされたり、キャストの急病などで変更が生じたりする場合もあります。また、撮影中に脚本が変更されるということも多々あります。そうなった場合、キャストのスケジュール調整や撮影場所の調整などを行なうのは「制作部」の仕事です。

撮影済みのフィルムを現像したものを「ラッシュ」といいます。これを監督がチェックし、問題がなければ撮影は終了、クランクアップとなります。最近ではデジタルで撮影していることも多く、これらラッシュのチェックの作業が時間短縮できるというメリットがあります。

この段階で行うこと

  • クランクイン
  • ロケーション(屋外)撮影
  • スタジオ撮影
  • フィルム現像
  • ラッシュ確認
  • クランクアップ