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スクリーンサイズについて



その昔、テレビがブラウン管から薄型テレビ、そして地デジ放送に変わっていった時、その縦横比に戸惑った人も多いのではないでしょうか。実は映画もスクリーンサイズがいろいろとあるのです。それらの種類を見ていきましょう。

フィルムの進化がもたらした縦横比

フィルムの進化がもたらした縦横比

サイレント映画の時代は、縦横比は1:1.33でした。その後、映画のフィルムに音声も録音する技術が完成し「トーキー映画」の時代になると、フィルムの左端に音声などの情報・サウンドトラックが録音されることとなります。そのため比率が1:1.16と正方形に近くなりました。その後、映画アカデミー協会が再設定した1:1.37という比率が現在の映画の基礎となっています。

35mmフィルムを水平に使用し、それまでよりも広いフィルム画面に映像を記録、その後35mmに焼き付けるという「ビスタビジョン」という方式が発明されると、より横に広い「ビスタサイズ」というサイズが登場します。これには主にフランス映画に使用されるヨーロピアン・ビスタとアメリカン・ビスタの2種類があり、前者は1:1.66、後者は1:1.85となっています。アメリカン・ビスタの方式が普及したため、スタンダードサイズの映像やヨーロピアン・ビスタの映像をアメリカン・ビスタのスクリーンで上映する際は、上下の映像が切れていることもままありました。

迫力のシネマスコープ登場

迫力のシネマスコープ登場

1950年代に入り、「シネマスコープ」という規格が登場します。これは米国で実用化されたワイド・スクリーン映画の1つで、画面の比率は1:2.35。アナモフィックレンズというレンズを使用することにより、フィルムサイズを変えることなく、水平方向へ2倍近く広がった画面を映画で再現することができるようになりました。このシネマスコープという名称は「20世紀FOX社」の商標であり、各社はワーナースコープ、東宝スコープなど自社の名前を冠した名称を使用していたようです。現在、映画館で使用されているスクリーンはこの「シネマスコープ」映画に対応できる比率になっているところが多くなっています。

スクリーンの"大きさ"は?

スクリーンの大きさは?

さて、これまではスクリーンの"縦横比"についてお話ししてきました。では、スクリーンの"大きさ"はどうでしょうか?

現在、世界最大のスクリーンはシドニーの「The LG IMAX Theatre Sydney」にあります。35.73m×29.42mという巨大サイズです。国内の最大規模は「Orbi yokohama」メインシアターで、こちらは40m×8m。ただ、こちらは通常の映画ではなく、このシアターに特化した映画を上映するため、一般のシネコンでは成田HUMAXシネマズユナイテッド・シネマ豊洲TOHOシネマズ 海老名などのスクリーンが横幅22~25mで国内最大級となっています。より迫力のある映像を体験したい人は、なるべく大きなスクリーンを探してみるというのも一興かもしれません。