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ドルビーシステムについて



「ドルビーシステム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 映画のエンドロールなどに出てくる、Dが2つ向かい合ったおなじみのマークを思い浮かべる人もいるかもしれません。このドルビーシステムは、映画の音響システムで最もポピュラーな技術です。

「ドルビー社」は映画の音響システムの草分け

「ドルビー社」は映画の音響システムの草分け

ドルビーシステムとは、アメリカの企業「ドルビーラボラトリーズ」(以下ドルビー社)が開発した音響システムの総称です。アメリカ人技術者レイ・ドルビー博士が、1965年に録音機能を改善し、雑音を低減する研究所をロンドンに設立。彼が商品化したその技術が「ドルビーノイズリダクション技術」と名付けられ、以降ドルビー社の開発したシステムには「ドルビー」の名が付けられることとなりました。

現在はさまざまな音響技術のライセンスを持ち、装置の販売だけでなく、他社に技術提供することにより収益を得るビジネスモデルを採用しています。

ドルビーが最初に開発したのは「ドルビーAタイプノイズリダクション(NR)技術」と呼ばれるものでした。これは業務用テープ録音で生まれるノイズを抑え、かつ録音自体には悪影響を与えないという優れたオーディオ・圧縮技術だったのです。これらの技術をレコード会社に販売することで、業績を伸ばし会社を拡大していったのです。

映画と「ドルビーシステム」の歴史

映画と「ドルビーシステム」の歴史

ドルビー社が発足した1960年代の映画において、音響は非常に貧弱なものでした。しかし1971年のスタンリー・キューブリック監督作『時計じかけのオレンジ』において映画で初めてドルビー社の技術が使用され、そのことにより映像、音響、セリフ、どれを重ねてもクリアな音質で映画を楽しめるようになりました。その後、映画においてドルビー社の技術は欠かせないものとなっていったのです。

そして1970年代半ばにドルビー社が開発した「ドルビーステレオ」技術が、後の映画音響の歴史を変えていきます。それまでもサラウンド技術を使用した映画はありましたが、この「ドルビーステレオ」が使われた『スター・ウォーズ』と『未知との遭遇』は、従来のサラウンドよりもさらに臨場感あふれる音響で観客を驚かせました。そして作品の大ヒットへとつながっていったのです。

時代は「ドルビーデジタル」へ

時代は「ドルビーデジタル」へ

現在普及している「ドルビーデジタル」は1.0chモノラルから5.1chサラウンドまでの音をデジタル的に圧縮してDVDビデオやフィルムに記録する技術です。また6.1chサラウンド形式の「ドルビーデジタルサラウンドEX」、7.1chの「ドルビーサラウンド7.1」、さらなるリアルな音を追求した「ドルビーatomos」というものも登場してきています。

これらの技術を使用して録音された映画の場合、その音響がクリアに再現されるためには映画館の設備がその技術に対応していることが必要で、現在、日本の9割の劇場が「ドルビーデジタル」に対応していると言われています。また、「ドルビーサラウンド7.1」に対応している映画館も現在増えてきています。例えば観に行きたい映画が「ドルビーサラウンド7.1」を使用している場合は、対応した映画館を選ぶことで、より臨場感がある映画体験ができることでしょう。