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映画館の先行上映で楽しむ



新作映画の一般公開に先立って行われる先行上映。人気作品を中心に実施されています。「いち早く見たい」という人には嬉しいサービスですが、ここではそのメリットや利用する際の注意点をご紹介します。

話題の作品を1週間前に楽しめる!

映画作品には公開日が決められていて、初日は集客が見込める金曜や土曜日がほとんどです。公開初日から週末の観客動員数は、人気を計るバロメーターとして判断されますので、配給会社や劇場にとっては、まさに勝負時です。

一般公開よりも先に見たいという人にオススメなのが、特定の映画館で実施される先行上映です。通常はハリウッド大作、日本映画でも前人気が高い作品などで公開1週間前に行なわれます。最近は土日祝や公開直前の平日というケースも見られます。ちなみに、公開2週間前なら、先々行上映と呼ばれます。

かつては先行オールナイトと称し、通常上映の最終回が終了した夜9時頃から翌朝にかけて行なわれていましたが、2000年以降は通常の上映時間帯に行なわれるようになり、名称も先行上映となりました。場所が限られるので、必ずしも足を運べるというわけではありませんが、作品のコアなファンにとって、またとないチャンスです。

ファン同士で作品世界を共有できる、とっておきの空間

先行上映の良さは、気になる作品を一般公開より先に観賞できるという、ちょっとした優越感を感じられるばかりか、作品のファンが先行というプレミア感のある場に集うことで得られる、一体感も挙げられます。

そもそも、先行上映を観たいという人は、作品や出演者の熱烈なファンであることが、ほとんどです。ライブのように大声で騒ぐことはできませんが、同好の士と同じ場、同じ時を共有できるのは心地よいものです。そんな熱気のこもる場であるということも、先行上映の魅力の1つです。

ちなみに、2006年に7月22日より一般公開された、ジョニー・デップ主演の超人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」は、これに先立つ7月15日から17日の3日間、全国500スクリーンで先行上映を実施しました。なんとトータルで68万1,777人の動員、9億3,827万5,100円の興行収入を記録しました。これは、2003年公開の「マトリックス・リローデッド」の先行興収記録8億9,236万4,000円(先行、先々行合計)、2006年公開の「M:i:Ⅲ」の先行動員記録63万8,616人(先行、先々行合計)を大きく上回る成績で、過去最高とされています。

また、先行上映とはやや異なりますが、2012年11月17日より全国公開された、人気アニメシリーズ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」では、公開を記念して「新宿ヱヴァ祭り」と題した、世界最速上映を17日午前0時より開始。新宿バルト9の全スクリーンをジャックするという大胆なイベントでした。1日の動員数は1万5,290人、興行収入は2,567万5,800円を記録しました。やはり先行上映には、一般公開にはない魅力や集客力があることがわかります。

先行上映はビジネスとしてもオイシイ?

配給会社や劇場にとっても、先行上映にメリットはあるというもの。大作であればある程度の興行収入や動員が見込め、幸先の良いスタートダッシュが切れます。

また、映画の興行成績はオープニングの滑り出しが重視され、それはランキング、引いてはその後の動員にも深く影響します。そこで重要となるのが公開日から最初の週末なのですが、ここには先行上映の動員数を上乗せして計算できる仕組みになっています。観客にとってだけではなく、仕掛ける側からしても、先行上映は魅力的なビジネスモデルなのです。

ただし、先行上映の利用には注意点もあります。これは、一種の特別上映なので、レイトショー料金などのサービス価格では観賞できず、割引券や特別鑑賞券、招待券が利用できないケースが多いようです。あらかじめ劇場に確認しておくとよいでしょう。

しかしながら、大好きな作品を少しでも早く観ることができる先行上映。人気の映画は満席になる可能性が高く、事前予約を受け付ける映画館もあるので、気になる作品が見つかれば、早めに問い合わせてみましょう。